
20代で結婚するのってもったいないと思っちゃう…
これって私だけ?
20代半ばごろになって周りが結婚を意識し始めても、「20代での結婚はもったいないのでは?」と考える方も少なくないですよね。
20代での結婚をもったいないと思う理由としては、次のようなものが挙げられます。
- 自由に動けなくなるから
- キャリアアップを重視しているから
- 経済的な不安があるから
- 相手の選択肢が多くて一人に絞れないから
特に現代ではキャリア志向が強くなっており、「20代のうちは結婚よりも仕事優先」と考える方も多いようです。
とはいえ、「このまま30代に突入して大丈夫?」「20代で婚活しておかないと後悔するかな?」と少なからず不安もあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、後悔のない選択ができるよう、20代で結婚するメリットやタイミングの見極め方についても詳しく解説していきます。



あなたの人生にとってより良い選択ができるように、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
20代での結婚がもったいないと感じる理由


冒頭でもお伝えしたように、20代での結婚がもったいないと感じる理由としては、主に次の4つが挙げられます。
- 自由に動けなくなるから
- キャリアアップを重視しているから
- 経済的な不安があるから
- 相手の選択肢が多くて一人に絞れないから
1つずつ見ていきましょう。
自由に動けなくなるから
まず、結婚により自由に動けなくなることから、20代での結婚をもったいないと感じることがあります。
20代は、学生時代を終えて社会人としての第一歩を踏み出したり、海外留学に挑戦したりと、新しい環境で自分らしさを見つけようとする人が多い年代でもあります。
そんな人生において重要な時期に、結婚という選択をすることで、パートナーや家庭への責任が生まれ、自分だけの時間や自由な決断の機会が制限されるのではないかと考える人も多いでしょう。
特に、まだ自分が何を本当にやりたいのか模索中である場合、結婚によって人生の選択肢が狭まることへの不安を抱く人は少なくありません。
キャリアアップを重視しているから
また、キャリアアップを重要視しているからこそ、もったいないと感じることも。
現代では、男女問わずキャリア志向が強い傾向にあり、仕事を通じた自己実現への意識が高まっています。
専門性を身につけたい、昇進を目指したい、起業したいといった明確な目標を持つ人ほど、「20代は最も集中して取り組むべき期間」と捉えていることが多いです。
そのため、結婚生活との両立に対する不安が生じ、「まずは仕事で一定の成果を収めてから家庭を築きたい」と考える傾向があります。
経済的な不安があるから
経済的な不安も、20代での結婚を躊躇する大きな理由の一つと言えるでしょう。
住居費、生活費、将来の子育て費用など、結婚に伴う経済的負担を考えると、「ある程度の貯蓄や安定した収入基盤を築いてからの方が良いのではないか」と考える人が多くいます。
特に現在の経済情勢を考慮すると、「若いうちに無理をして結婚するよりも、経済的な準備を整えてから踏み切る方が安全だ」と判断する場合があります。
相手の選択肢が多くて一人に絞れないから
さらに、結婚相手の選択肢が多い分、20代のうちに一人に絞ることができないことも背景にあるようです。
インターネットやSNS、マッチングアプリなどの発達により、以前では考えられないほど多くの人との出会いが可能になりました。
これは良い変化である一方で、選択肢があまりにも多いからこそ「この人が本当に最適なパートナーなのか」という迷いが生じやすくなっています。
「もう少し探せば、もっと相性の良い人に出会えるかもしれない」という思いから、20代での決断を先延ばしにしてしまうのかもしれません。
20代で結婚するメリット


20代での結婚を「もったいない」とは思っていても、「本当にこのまま30代に突入して大丈夫?」と迷いが出てくることもありますよね。
そこでここからは、20代で結婚するメリットについてご紹介していきます。
- 心の支えが得られる
- 婚活市場での競争から解放される
- 体力のあるうちに出産・子育てができる
- パートナーと共に成長できる
- 仕事面でプラスの効果がある
20代で結婚した筆者の体験談も交えてご紹介しますので、あとで後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
心の支えが得られる
20代で結婚する最大のメリットは、人生の早い段階で心の支えを得られることです。
結婚によってパートナーとの絆が深まると、お互いが最も信頼できる存在となります。
職場でつらいことがあったり、人間関係で悩んだりした時でも、必ず自分の味方になってくれる人がいるという安心感は、日々の生活に大きな安定をもたらします。



私も20代で結婚しましたが、夫という味方ができたことで以前よりもメンタルが安定しているように感じています。
婚活市場での競争から解放される
また、早い段階で人生のパートナーを見つけることで、その後の婚活に関する不安から解放されるという側面もあります。
結婚相手を探すプロセスは、多くの人にとって精神的な負担が大きいものです。相手の条件を吟味し、自分も評価される立場に置かれるため、相当なエネルギーを消耗します。
これを20代のうちに終えることができれば、その後は築いた家庭を大切に育んでいくことに専念できます。
また、特に女性の場合、30代以降になると婚活の難易度が格段に高くなることも考慮しておく必要があります。
婚活中の男性は、20代の女性を好む傾向が強いため、30代以降になると年齢ではじかれてしまうことも多くなります。
さらに、年齢が上がるにつれて独身男性の数も減っていき、選べる立場ではなくなってしまうことも。



20代のうちに婚活を始めておけば、男性からの需要も高く結婚がスムーズに決まりやすいというメリットがあります。
体力のあるうちに出産・子育てができる
20代での結婚は、出産や子育てを体力のある時期に行えるという大きなメリットがあります。医学的にも、20代から30代前半は出産に適した時期とされており、母体への負担を軽減できます。
また、若いうちに子育てを始めることで、子どもが成人した後の人生設計にも余裕が生まれます。
例えば、40代になった頃には子育てがひと段落し、キャリアアップや新しい挑戦に時間を使えるようになります。



子どもの成長を長期間にわたって見守ることができ、親子の絆を深める時間も十分に確保できますね。
パートナーと共に成長できる
20代は人格形成においても重要な時期です。この時期にパートナーと出会い、共に歩むことで、お互いを高め合いながら成長していくことができます。
まだ完成されていない部分があるからこそ、パートナーと一緒に学び、補い合いながら、より良い関係を築いていけるのです。



私は夫と25歳の時に結婚しました。結婚当初はお互い未熟な点もありましたが、価値観のすり合わせをする中で人間的にも成長できたと感じています。
また、若い時期の経験や思い出は特に印象深く、パートナーと共有するこれらの体験は、かけがえのない財産となります。
困難に直面した時も、共に成長してきた歴史が二人の絆を支えてくれるでしょう。
仕事面でプラスの効果がある
意外に思われるかもしれませんが、20代での結婚は仕事面にも良い影響をもたらすことがあります。
パートナーからの精神的な支援により、仕事への取り組み方が積極的になったり、安定した家庭環境が集中力の向上につながったりします。



私自身、夫と仕事の話をすることが多く、励ましてもらったりアドバイスをもらったりと良い影響を受けています。
また、結婚生活を通じて培われる相手を思いやる気持ちやコミュニケーション能力は、職場での人間関係構築にも大いに役立ちます。
パートナーとの日常的なやり取りの中で身につけた協調性や問題解決能力は、仕事上でも重要なスキルとなるのです。
20代での結婚に迷ったら?【タイミングの見極め方】


ここまで見てきたとおり、20代での結婚には「もったいない」と感じられる要素もあれば、今後の人生にプラスとなるメリットもあります。
20代で結婚するのか、30代以降に先延ばしするのか、どちらが正解というわけではないので、あなたの価値観や置かれている状況に合わせて判断していくことが大切です。
とはいえ、実際に30代が近づいてくると、周りの結婚ラッシュに直面するなどして迷いが生じることもあるでしょう。
ここでは、20代で結婚に迷ったときのタイミングの見極め方を解説します。
- 結婚願望の強さを認識する
- パートナーとの将来を想像してみる
- 結婚が自分の人生にプラスに働くかを考える
- 周囲の意見に惑わされない
- 自分らしいタイミングを見つける
結婚願望の強さを認識する
何よりも大切なのは、あなた自身がどの程度結婚を望んでいるかを正直に見つめることです。
もともと結婚への関心が薄いなら、無理に焦る必要はありません。しかし、心の奥では結婚したいと思っているのに「仕事が忙しくて余裕がない」といった理由で後回しにするのは、後々後悔する可能性があります。
先述した通り、女性は特に、30代以降の婚活で苦戦しやすい現実があります。結婚への思いが強いなら、20代のうちに婚活を始めることをおすすめします。
パートナーとの将来を想像してみる
すでに彼氏はいるものの「本当にこの人でいいの?」と迷っているなら、まずは二人の将来について具体的に想像してみましょう。
お互いの相性が良く、一緒にいる将来に希望を感じられるなら、今の彼氏との結婚を前向きに考えてみてもいいかもしれません。
反対に、どうしても受け入れられない部分があるなど、将来に不安を感じる要素が多い場合は、急がずじっくりと判断することが大切です。
結婚が自分の人生にプラスに働くかを考える
彼氏の有無に関わらず、結婚という選択が自分の人生を豊かにするかどうかを冷静に考えてみることも有効です。
20代で結婚すれば失うものもありますが、得られるものも確実にあります。逆に結婚を延期することにも、それぞれメリットとデメリットが存在します。
あなたにとって何が本当に大切で、何が人生をより良いものにするのかを、自分なりの価値観で判断してみてください。
周囲の意見に惑わされない
周囲からの意見に振り回されないことも重要なポイントです。
「20代で結婚するなんてもったいない」という意見も、本当にあなた自身の考えでしょうか。もし周りの声に影響されてそう思い込んでいるだけなら、改めて自分の本当の気持ちに耳を傾ける必要があります。
他人は無責任に色々と言いますが、あなたがその意見に従って後悔したとしても、誰も責任を取ってはくれません。
周囲の声に惑わされることなく、自分自身にとっての幸せとは何かを考え続けることが何より大切です。
自分らしいタイミングを見つける
周りの結婚ラッシュに直面して、つい焦ってしまうこともあるでしょう。
しかし、結婚に適したタイミングは人によって全く異なります。
周りのペースに合わせて慌てて決断するのではなく、あなた自身のタイミングを大切にしてください。
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめると以下の通りです。
- 自由に動けなくなるから
- キャリアアップを重視しているから
- 経済的な不安があるから
- 相手の選択肢が多くて一人に絞れないから
- 心の支えが得られる
- 婚活市場での競争から解放される
- 体力のあるうちに出産・子育てができる
- パートナーと共に成長できる
- 仕事面でプラスの効果がある
- 結婚願望の強さを認識する
- パートナーとの将来を想像してみる
- 結婚が自分の人生にプラスに働くかを考える
- 周囲の意見に惑わされない
- 自分らしいタイミングを見つける
20代での結婚が「もったいない」と感じるものの、周りの影響で迷いが生じているときは、ぜひこの記事を参考に自分の気持ちを見つめ直してみてください。
あなたにとって後悔のない選択ができるよう願っています!